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2011年10月19日

「ザ・パフィフィック」スピルバーグ  トム・ハンクス

「ザ・パフィフィック」スピルバーグ  トム・ハンクス

ザ・パシフィック

アメリカ、日本などで有料放送された約50分×10話完結のテレビドラマです。

ハリウッドは今までたくさん第二次世界大戦関連の映画を制作していますが、ほとんどがヨーロッパ戦線のエピソードが多く、こと太平洋戦線を重点にした作品は意外と少なくて、本格的に描かれたのはこの「ザ・パシフィック」が初めてと言ってもいいほどらしいです。

制作に、かの有名なスティーヴン・スピルバーグ、 トム・ハンクス 、ゲイリー・ゴーツマンのお三方が名を連ねているので以前から興味がありました。

実体験を小説化したものを作品にした、ノンフィクションのフィクション(脚色等はしてあるけど、基本的にはリアルストーリーに近い作品という位置づけ)ということもあって、一度は見なければいけない作品かな、と。

終盤には沖縄戦線も描かれています。。。
昨年6月頃に沖縄県内の映画館か公民館かで試写会をした、というニュースを見た記憶がありますが、
あの戦争をリアルタイムに体感し、生き延びて下さったサバイバーとも言える方々は、ザ・パシフィックの沖縄戦篇を直視出来たのか、、

実は昨晩全巻見終わったばかりなんですが、いまだにちょっと脱力気味です。

アメリカ人が作った作品だから、アメリカ万歳☆アメリカ絶対正義☆的な、よくありがちな戦争ドラマでは無いとわたしは感じました。

見方、感じ方は個人個人によって異なることは言うまでもありませんが、
戦争が生む事象をそのまま描いており、反戦映画のような感じに少なくともわたしは受け取りました。

見るのに体力が要る?ような作品だと思いますが、もしお子さんがいらっしゃるご家庭で、お子さんが小学校高学年以上ならご家族でご覧になるのも良い勉強になるかもしれません。

未だ解決の糸口が見出せない、沖縄の「普天間基地」移転問題、
名護市の辺野古沖へ新しい滑走路を建設しようとしている問題など、過去と現在は確実に繋がっているということをイヤオウ無しに思い知らされると思います。

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Posted by なおっち☆ at 15:56│Comments(1)映画
この記事へのコメント
タイトル「ザ・パフィフィック」→「ザ・パシフィック」の誤り。
でも知人に、
“入れ歯がはずれたかと思いましたw”
って突っ込みもらって、何の事?と思って口に出して
「ザ・パフィフィック」って読み返したら面白かったので直さないことにしました!
Posted by なおっち☆ at 2011年10月20日 11:04
 
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